鵜山先生の初ブログ
はじめまして、鵜山です。猛暑が続いております。熱中症にお気を付けください!
こんにちは!北生駒整骨院・施術スタッフの鵜山(ウヤマ)です。兵庫県神戸市出身です(*^。^*)
柔道整復師と鍼灸師としての資格を持っております。特に鍼灸については大学で学び、在学中にも整体院で意見を積んでまいりました。
みなさまのお身体の不調や病院では治らないお悩みにも全力であたりますので、どうぞよろしくお願いいたしますm(__)m
さて今までにない猛暑の夏、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
先日京都に出かける事があり、気温38度に多くの方が汗だくでいらっしゃいました。
これだけ暑い日が続くと、気をつけていただきたいのが、先日のブログでもお伝えいたしましたが【熱中症】です。その時はまだ30℃以上の『真夏日』でしたが、今は正真正銘の35℃以上の『猛暑日』ですね!
今夏に入って、すでに2000人以上の方が熱中症で救急搬送されています。生駒市では本日初めて運動場の暑さ指数(WBGT)が31℃になり、部活動が停止になったようですよ!暑さ指数は同じく単位として℃を使いますが、気温とは全く別物です(気温は38℃もあったそうです!)。この暑さ指数については、また今度お話いたします。
昔は高齢者や子どもに対してだけ注意をしていれば良かったですが、今や適応力の高い働き盛りの世代にも大変危険な気温となっております。
ですので、本日は改めて熱中症に対する注意喚起をしたいと思います。
「熱中症なんてよく聞くし大丈夫!」という方も、私たちと一緒に『熱中症とはどのような症状なのか?』、そして『どのように対策するべきなのか?』を確認していきましょう!
そもそも【熱中症】とは?
熱中症とは、高温多湿な環境に私たちの身体が適応できないことで生じるさまざまな症状の総称です。
以下のような症状が出たら、熱中症にかかっている危険性があります。
症状1 めまいや顔のほてり
めまいや立ちくらみ、顔がほてるなどの症状が出たら、熱中症のサインです。
一時的に意識が遠のいたり、腹痛などの症状が出る場合もあります。
症状2 筋肉痛や筋肉のけいれん
「こむら返り」と呼ばれる、手足の筋肉がつるなどの症状が出る場合があります。
筋肉がピクピクとけいれんしたり、硬くなることもあります。
症状3 体のだるさや吐き気
体がぐったりし、力が入らない。
吐き気や嘔吐(おうと)、頭痛などを伴う場合もあります。
症状4 汗のかきかたがおかしい
ふいてもふいても汗がでる、もしくはまったく汗をかいていないなど、汗のかきかたに異常がある場合には、熱中症にかかっている危険性があります。
症状5 体温が高い、皮膚の異常
体温が高くて皮膚を触るととても熱い、皮膚が赤く乾いているなどの症状も熱中症のサインです。
症状6 呼びかけに反応しない、まっすぐ歩けない
声をかけても反応しなかったり、おかしな返答をする。または、体がガクガクとひきつけを起こしたり、まっすぐ歩けないなどの異常があるときは、重度の熱中症にかかっています。
すぐ医療機関を受診しましょう。
症状7 水分補給ができない
呼びかけに反応しないなど、自分で上手に水分補給ができない場合は大変危険な状態です。
この場合は、むりやり水分を口から飲ませることはやめましょう。すぐ医療機関を受診しましょう。
このように症状だけ見ても様々なものがあります。
これも熱中症だったのか!と思うこともあったのではないでしょうか?
熱中症に対する対策とは?
では次に、熱中症が疑われる場合の対策をを見ていきましょう。
対策1 安全で涼しいところへ移動させましょう
まず第一に、直ちに涼しい場所へ移動させましょう!
このとき、自分の足で歩ける状態でもめまいや立ちくらみ、一時的な失神によるふらつき・転倒に注意しなければなりません。
頭を打つなどの2次被害を防ぐためにも、患者を両側から二人で支えることが大切です。
対策2 横になって休ませましょう
すぐに横になって休ませましょう!
その際、足を10cm程度高くすることで、心臓への血流がよくなって血圧が上がり、脳への血流を改善させる効果が期待できます。
対策3 保冷剤やペットボトルなどにタオルやハンカチを巻いて、体を冷やしましょう
保冷材やペットボトルなどを直接当てると冷やし過ぎになってしまうため、タオルやハンカチを巻いて身体をひやしましょう。
その時、体の表面近くを通る太い血管があるところを冷やすと体温が早く下がります。
首筋やわきの下、鼠径部、背中などを冷やすのが最も効果的です。
対策4 水分補給を行いましょう
スポーツドリンクや0.1~0.2%の濃度の食塩水(1ℓの水に対して 1~2gの食塩を加えたもの)などを自分で飲んでもらい、体内から失われた水分や塩分を補います。
自分でうまく飲めない場合や、 嘔吐や吐き気などがあって水分補給に適さない場合は、やはり医療機関を受診することをお勧めいたします。
いかがでしたか?
初めて聞くこと、改めて確認できたこと色々あったのではないでしょうか?
北生駒整骨院でも、暑さ対策には欠かせないウォーターサーバーを設置しており、多くの患者さんにご利用いただいています。ご来院の際には是非、水分補給をしていってくださいね!
今まで熱中症と縁がないと思っていた方も、これを期に熱中症対策をしっかり行って、健康に夏を乗り切りましょう!
K-FileD 北生駒整骨院